ティム・クック氏が15年間務めたアップルCEOの職を退いた。インド・トゥデイの報道によると、クック氏は従業員に感動的なメッセージを送り、後任のジョン・ターナス氏を称えた。ブルームバーグが入手した内部メールでは、クック氏は「会長としての経験は生涯の特権だった」と述べ、自身の成功はチームのおかげだと強調した。「あなた方のおかげで、私は最高の自分を引き出された。これまでの人生で、これほど優れたチームを経験したことはない。毎日、新たな例を見ることができる」と語っている。

会長への移行

クック氏は2011年に創業者のスティーブ・ジョブス氏の後を継いでCEOに就任したが、マシブルの報道によると、9月1日から執行会長の役職に就くことになった。クック氏は会社の一部の業務を引き続き監督し、ターナス氏(50歳)は日々の運営責任を担う。クック氏はターナス氏を称え、「ジョン(ターナス)のように優れていて、素晴らしい才能を持つ人物に舵を託すことができて、私は非常に安心している」と述べた。

功績と課題

クック氏のリーダーシップの下、アップルは1兆ドル企業となり、エアポッドやアップルウォッチといった人気製品シリーズを発表した。マシブル・SEAの報道によると、同社はアップル独自のシリコンチップセットを搭載したコンピュータ製品ラインを再リリースした。クック氏はさらに、地政学的課題を乗り越える努力も行った。かつて米国大統領ドナルド・トランプ氏が彼を「ティム・アップル」と呼んだ際、クック氏は自身のX(旧ツイッター)プロフィール名を「ティム」に変更した。

未来へ向けたメッセージ

クック氏はCEO在任最後の日にXにメッセージを投稿し、「アップルコミュニティの皆さんにたくさんの愛を送ります。明日からは役職が変わりますが、アップルコミュニティへの愛は決して変わりません。常にインスピレーションを与えてくれてありがとう。感謝の気持ちでいっぱいです。次の章に向け、ワクワクしています!」と述べた。ターナス氏は9月9日に予定されているアップルの主要イベントを主導する予定で、新型iPhone、特に初の折りたたみ式モデルの発表が期待されている。