米国ハワイ州ヒロの南約684キロメートルに位置する熱帯低気圧モケは、11日午前11時(現地時間)に時速50マイルの風速を記録した。米国国家気象庁(NHC)によると、この台風は西北西へ時速12マイルの速度で進んでおり、ハワイ島を夜間に通過する予報だ。
台風の影響と復旧の課題
ハワイ島は今なお、先週末に発生した熱帯低気圧ララの影響から回復中である。ララはカテゴリ1の台風で、一部地域では1,000mm以上の降雨を記録し、河川が氾濫し、広範囲にわたる洪水を引き起こした。この台風では少なくとも1人が死亡し、高風速によって椰子の木が折れたり電線が倒壊したりしたため、約13万人の住民が停電を経験した。
ハワイ州知事のジョシュ・グリーン氏はビデオ声明で、「我々はすでに大きな被害を受けているため、モケの影響は大きくなる可能性がある」と述べ、モケ到来前に食料や医薬品などの必需品を再補充するよう住民に呼びかけた。また、緊急避難所として100室のホテルルームを確保することを認可した。
備えと電力復旧
グリーン知事は、ララの影響で停電したハワイ島の大部分がすでに電力を回復したと述べたが、一部の僻地ではまだ停電が続いており、9月8日に完全な電力復旧が見込まれている。州政府は、モケによる潜在的な影響に備えて、追加の機材や人員を配置している。
「我々はあらゆる追加の機材と人員を配置しています。また、サービスや保護、安全が十分でない場合のために、100室のホテルルームを緊急避難所として確保しました。」とグリーン知事は述べた。
予測される台風の進路と公衆への警告
気象学者は、モケがハワイ島を通過した後、火曜日の朝にかけて西へ進む予報を立てている。米国国家気象庁は、住民に対し強風と大雨への備えを促す警告を発令している。この台風が直接上陸するとは予測されていないが、島の一部地域では依然として大きな降雨や洪水の可能性がある。
住民には、気象予報を注視し、地元当局の指示に従うよう求められている。NHCは台風の進展を引き続き追跡し、必要に応じて更新情報を発信する。
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