オディシャ州のデブリガール野生動物保護区では14日、第2回インドバッファローフェスティバルが開催され、地域社会のさまざまな層から600人以上が参加した。このフェスティバルは保護区内で開催され、参加者に星空の下で野生の自然を体験する夜間キャンプ体験を提供した。

保全と教育が中心に

イベントは、インドバッファロー(ガウル)に関する専門家の講演や野生動物ドキュメンタリーの上映から始まった。また、学校や大学の生徒を対象にした絵画コンテストも行われ、テーマは「野生の力-デブリガール保護区の誇り」(ジュニア)と「インドの野生の遺産-力強いガウル」(シニア)だった。優勝者には賞品が贈られ、若者による野生動物保全への関心を高める効果があった。

さらに、保護区の最前線で活動する保全スタッフの貢献も称え、優秀な森林官や森林警備員に賞が授与された。

体験型アクティビティで新たな視点

朝のセッションに続き、参加者は保護区内で2時間半のガウルサファリに参加した。夜間キャンプを選んだ参加者には星空観望の時間も用意され、保護区と近隣のヒラクード湿原を背景に、七賢人の星座やオリオン座などの観察が可能となった。

翌日のイベントではバット島とアイランドカフェを訪問し、1000匹以上の果実蝙蝠(フライング・フォクス)の群れを安全に観察する機会も提供された。この活動は地域の多様な生物を学ぶための貴重な体験となった。

デブリガール野生動物保護区は東インドでインドバッファローの保全に重要な役割を果たしている。最新の現場調査では、保護区内のガウルの数が約848頭と、前年からほぼ190頭増加している。草原と森林のミックスした生息環境は繁殖や個体数の増加を支え、群れの頻繁な出現や子牛の存在が確認されている。

関係者によると、保護区の強固な生態系のバランスと多様性は、インドにおけるガウルの長期的な保全のための重要な資源となる。今後も生息域の管理、草原の再生、湿原の保護、個体数の系統的モニタリングなどの取り組みを通じて、保護区の保全強化が進められている。

イベントには、警察のヒマンシュ・ラル(IG)、サムバルプル北部地区の警備担当者、そしてインドのバッファロー専門家であるカ・シャンカール博士なども出席した。また、サムバルプル、バガル、ジャーラスグダ、ソヌプル、ボランギルなどの周辺地域の野生動物愛好家や、保護区周辺の村の約600人のエコ開発委員会(EDC)メンバーも参加した。

野生動物保全の拠点としての評価が高まるデブリガール野生動物保護区は、保全活動家や研究者、自然愛好家から注目を集めている。フェスティバルはガウルの重要性を広く啓発し、地域の特有な生物多様性の保存の必要性を強調している。

関係者は、この保護区での保全活動は、地域におけるインドバッファローの存続を確保するための広範な取り組みの一部であると語った。フェスティバルの成功は、オディシャ州における野生動物保全活動への地域住民の関与と支援をさらに促進するものと期待されている。