キエフ — ロシアの夜間攻撃で首都圏の建物が倒壊した瓦礫から、ウクライナの救助隊は子供を含む8人を救出。攻撃は南東部のオデーサ地域のエネルギーインフラを狙い、火災が発生したが、緊急対応により火は鎮圧された。
ゼレンスキー大統領は、攻撃にはほぼ50発のミサイル(うち22発が弾道ミサイル)と297機のドローンが使用されたと発表。ウクライナのパートナー国から毎日供給される防空ミサイルのおかげで、多くの攻撃を撃ち落とせたとツイッターで述べた。「毎日、防衛が必要だ」と投稿した。
攻撃はキエフ郊外のソフィエヴスカヤ・ボルシャゴフカ地区を照準にし、5つの行政区の施設を破壊。元議会議長のデミトロ・ラズムコフの住宅も直接攻撃された。
ウクライナ国境を接するNATO加盟国ポーランドは迅速に対応。ワルシャワはポーランドと同盟国の戦闘機、早期警戒機の出動を確認した。地対空ミサイルとレーダーも最高態勢に上げたと、ポーランド軍の運用司令官が発表した。
「ロシアの長距離空軍によるウクライナ領土への攻撃に伴い、ポーランドと同盟国の空軍は我が国の空域で行動を開始した。適用可能な手順に従い、必要な兵力と資源が動員された」と声明で述べた。
攻撃ではツィルコン超音速ミサイル、KH-22、イスカンダルミサイルとドローンが連携して使用されたと報道。ロシアの空軍活動がNATO加盟国領土に及ぼす影響を受けて、ヨーロッパ全域のNATO部隊が緊急態勢に入った。
攻撃が行われた際、米国次期大統領ドナルド・トランプの特使スティーブ・ウィトコフ氏は、ロシアのプーチン大統領とゼレンスキー大統領の間で平和サミットが開催される可能性を示唆。ウィトコフ氏は、指導層の間での障壁が主な問題だと指摘。「指導層レベルでは、合意に至るのが難しい」と述べた。
ウクライナの国家緊急対応サービスはキエフでの被害を報告。火災が続く中、救助隊は夜通し作業を続けた。オデーサでは電力施設への攻撃で広範な火災が発生したが、応急対応により火は消され、即時被害の報告は出ていない。
ゼレンスキー大統領の事務所は防衛態勢の規模を強調。多くの攻撃は撃ち落とされたが、被害の評価は11日にも続く。死者の正確な数はまだ発表されていないが、救助活動は破壊の中での唯一の希望となった。
ポーランド当局は、ロシアの長距離侵入に対応する標準的なプロトコルに従って出動したと強調。戦闘機のペアがポーランド空域をパトロールし、レーダーとミサイル防衛の支援を受けた。警戒レベルは2022年2月にロシアが全面侵攻を開始して以来、最も高いものだった。
ヨーロッパのNATO加盟国は、連携のため、東部フロントの空域警備任務を定期的に交代している。日曜日の対応は、ウクライナ国境に沿った即時の準備体制を示した。ロシアの航空機がポーランド空域に侵入したという報告は出ていないが、近接した状況では即時対応が必要だった。
ウィトコフ氏のコメントは、米国のウクライナ政策に関する移行協議の最中に発表された。トランプ氏は戦争の早期解決を約束しているが、詳細は曖昧。ゼレンスキー大統領は、合意に伴う強固な安全保障保証を求めている。
Comments
No comments yet
Be the first to share your thoughts