デイクンディ州出身のアリア(19)は、強制結婚を避けるため、女性の従妹とともにタクシーで数百マイルを移動し、カブールへ逃げた。タリバンの規則に従って全身を覆い隠しながら旅した。女性は男性の同伴なしに長距離移動を許されないが、検問所で止められることなく安全に到着した。BBCが報じた。アリアは、カブールで開講されている民間の英語コースに入学した。タリバンが2019年に女子の学校教育を禁止した後、12歳以上の少女が受けることのできる教育の選択肢の一つだ。

教育・労働禁止が危機を深める

タリバンがアフガニスタンを掌握して4年が経過したが、実質的な権限を持つ当局は女子の高校教育と女性の大学教育を禁止するなど、広範な規制を課している。国連女性機関が指摘している。女性はほとんどの職業や公園、ジムなどの公共の場へのアクセスも禁止されている。2024年12月には、女性が医学や助産を学ぶことも禁じられ、医療分野での活躍の機会がさらに限られた。

これらの規制は医療部門にも深刻な影響を与えている。女性医療従事者が減少し、一部の地域では女性を男性医師に診てもらうこともできない。その結果、母体死亡リスクが上昇している。特に未成年結婚が広がっているためだ。国連女性機関によると、こうした状況は国の医療・教育システムの全体的な低下と、ジェンダー格差の悪化にもつながっている。

教育危機のグローバルな文脈

アフガニスタンのように紛争地域で子どもが教育を受ける機会を失っている国は他にもある。バングラデシュ西部では、ロヒンギャ難民の子どもたちも同様の困難に直面しており、誘拐や嫌がらせを恐れて学校に通えない。アフガニスタンでは、世俗教育や女子教育を抑圧するためにタリバン支配下の地域で数百校が破壊された。グローバルシチズンの報告書によると、ケニアのダダブ難民キャンプでは、学校や教師の不足により、13%の子どもしか中等教育後の教育機会を得ていない。

同報告書によると、紛争や災害によって教育が中断されている子どもは世界中で7500万人を超える。ネパールでは2014年の地震で学校が破壊され、シリア内戦では子どもたちにとって学校に通う行為自体が危険な状況になっている。

アフガン女性の声

アフガンの活動家、ザハラ・ジョイア氏は、タリバン支配下の僻地で育ち、女子は学校に通えなかった。彼女は男子に変装して授業を受け、カブールに移住後、女性権利を訴える活動家になった。2001年にタリバンが崩壊した際、彼女は高校を卒業し、大学に進学した。アムネスティ・インターナショナルによると、彼女は女性たちの家庭内暴力やジェンダーに基づく虐待の話を聞いて、支援活動を始めた。現在では、アフガン女性の声を広め、権利を主張する活動を進めている。