ニューヨーク市内でニックスの歴史的NBA優勝を祝う中、17歳の少年が撃たれ、スクールバスが破壊されるなど暴動が発生した。

ニックスの歴史的優勝

ニューヨーク・ニックスは6月1日、サンアントニオ・スパーズを94対90で下し、50年以上ぶりにタイトルを獲得した。

試合はテキサス州で行われたが、ニューヨーカーたちは自宅の街で歓喜を祝った。

祝賀中の暴力と破壊

午前0時を回る頃、タイムズスクエア付近で銃声が鳴り、17歳の少年が負傷し、ワールドカップ観客を運んだスクールバスが焼かれている。被害の有無は不明。

ニックスのオーナー、ジェームズ・ドラン氏はチームの勝利後、自制を呼びかけた。

「ニューヨークの皆さん、楽しんでください」とドラン氏はニックスの選手、ジョシュ・ハート氏の記者会見を中断して述べ、「安全に気をつけてください。自分も他人もケガしないように」と。

しかし、バーと集会からあふれたファンがマンハッタン・ミッドタウンで警察と衝突した。

NYPDはBBCに声明を発表し、群衆が「ますます破壊的」になり、「非常に危険で無責任な行動」が多数あったと指摘。

黄色いスクールバス5台が炎に包まれたり、バットで破壊されたり、人々が乗って跳ねていた。

それらはブラジルとモロッコの試合後にタイムズスクエアへ観客を運んだもの。

観光客たちはバスの屋根に乗り、中に入り写真を撮るなどしていた。

1台のバスが燃えている様子を、周囲の見物人が写真や動画に収めている。

NYPDによると、警察車両も狙われ、バットで破壊されたり、乗ってフロントガラスを破壊したりした。

日曜午前2時(現地時間)に42丁目とブロードウェイで銃声が鳴り、人々が逃げた。

17歳の少年が足を撃たれたが、死亡者はいない。

警察によると、救急車は43丁目で群衆のせいで到着できず、NYPDの車両で病院へ運ばれた。

3人が逮捕され、現場から火器が回収された。

警察は、4件の刃物による刺傷、民間車両の破壊、大規模な群衆での花火、喧嘩、解散拒否などの乱闘も発生した。

NYPDは63人を逮捕した。

罪状には警察官への暴行、武器所持、不法行為、暴言、逮捕抵抗、政府業務妨害などが含まれる。

10人の警察官が負傷し、1人は顔を殴られ、もう1人はグラスの瓶で殴られた。

祝賀の様子

当初は市のいたるところで祝賀ムードが広がっていた。

緊急サービスの職員がスピーカーで「Let’s go Knicks」と叫び、見知らぬ人同士が抱き合ったり握手したり、ドライバーがクラクションを鳴らしていた。

「神様、まるでニューイヤーイブの20倍だ」と、バーで試合を見たカール・マリノ氏はReuters通信に語った。

「感動的で、とても嬉しい」と、セントラルパークの観戦会でAP通信に語ったマチュー・オグノ氏。

ニューヨーク市長のゾーラン・マムダニ氏の事務所は、木曜日にパレードと市政庁での式典を開催すると発表した。