コロンビア政府は、反政府武装勢力に対する軍の空爆で3人の未成年が死亡したと発表しました。これは、アベルアーロ・デ・ラ・エスプリエラ大統領が就任してから最も死者の出た軍事作戦です。

攻撃と死者の詳細

国家法医学研究所と司法科学研究所は、今回の作戦で合計10人が死亡したと発表しました。国防省は、そのうち2人は15歳、もう1人は16歳だったと述べました。

死者は、2016年の和平協定に反対したコロンビア革命武力解放軍(FARC)の離脱派に属していたとされています。エスプリエラ大統領は、米国大統領ドナルド・トランプの支持者として知られています。

政府対応と国際的な懸念

2度目の爆撃で未成年が死亡したかどうかは不明です。エスプリエラ大統領は、反政府勢力が「国際人道法に違反する犯罪を犯している」と述べ、報復を表明しました。

国防省は、エスプリエラ大統領が就任して以来、24人の反政府武装勢力を殺害したと発表しました。これは、武装勢力による未成年の徴兵が再び増加している時期にあたるものです。

未成年の徴兵とSNSの役割

人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)によると、2021年以降、武装勢力に徴兵された未成年は少なくとも1,500人で、2024年には625件の報告がありました。

HRWは、犯罪組織と反政府勢力がSNSを使って未成年を徴兵していると指摘しました。特に、爆弾を搭載したドローンの操作など、危険な任務を任せる傾向があると述べました。

メタとティックトクなどのプラットフォームでは、アルゴリズムが反政府勢力の勧誘コンテンツを「積極的に」推奨している可能性があると指摘しました。HRWのアメリカ大陸部長、フアナита・ゴーベルトゥス氏は、「コロンビアの武装勢力は、未成年を無罪に徴兵しています。保護体制は機能しておらず、SNSがより効果的な勧誘場となっています。」と述べました。

メタとティックトクは、HRWに、暴力を促進するコンテンツは禁止されており、組織が指摘したアカウントを削除したと伝えたと報じられています。