2025年12月の季節調整済みデータによると、海外からカナダに帰国するカナダ国民の旅行数は前年同月比で15.0%減少した。一方、海外からの訪問者数は14.1%増加し、米国からの訪問者数は前月比で1.5%増加した。
米国からカナダに帰国するカナダ国民の旅行数は前年同月比で25.0%減少し、自動車による移動は30.2%減少して150万回にとどまった。米国からの航空機利用も11.0%減少したが、海外からの航空機利用は13.3%増加した。
米国からの旅行が減少したにもかかわらず、国際的な訪問者数は増加傾向を示した。12月の海外からの訪問者数は50万9500人で、前年同月比で14.1%増加した。その多くは航空機によるもので、90.7%が航空機で来訪した。
国際的な訪問者数の増加は、ヨーロッパ(+8.7%)、アジア(+15.9%)、および米国を除くアメリカ大陸(+19.7%)からの増加が主因となった。訪問者の出身国上位3か国はイギリス(5万9600人)、フランス(5万2700人)、メキシコ(4万7200人)で、すべての海外訪問者の31.3%を占めた。
カナダのブリティッシュコロンビア州は、米国からの訪問者数が前年同月比で最も大きく減少した。これは、2024年12月にバンクーバーで開催された大規模コンサートが多かったためである。
米国からの自動車による訪問者数は前年同月比で7.5%減少し、そのうちの半分以上(50.7%)が同日訪問であった。米国からの航空機による訪問者数も12月に4.6%減少した。
季節調整済みデータによると、海外から帰国するカナダ国民の旅行数は12月に0.3%増加した。これは、米国からの航空機利用が1.1%増加したためである。
月間ベースでは、海外からの訪問者数は1.2%増加した。これは、米国を除くアメリカ大陸とアジアからの増加が、ヨーロッパとアフリカからの減少を相殺したためである。インド(+15.8%)やブラジル(+24.2%)などの増加が目立った一方、イギリスやドイツは減少した。
レポートでは、季節的およびカレンダー効果が観光に与える複雑な影響が指摘されている。統計データは、祝日や天候の変動を考慮して季節調整が行われている。
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