22歳のスペイン代表FWヴィクトル・ムニョスは、2024-25シーズンの残り期間はオスアサナに残るが、今後の去就は不透明である。オスアサナのディレクター・ヴァスケス氏によると、ムニョスを獲得したいクラブは4000万ユーロ(約4700万米ドル)の解放条項を支払う必要がある。ヴァスケス氏は「我々はその条項を守る。交渉すらしない」と語った。ただし、レアル・マドリードは800万ユーロ(約950万米ドル)での買い戻し権を保有しており、今夏に行使できる。また、マドリードはムニョスの今後の移籍時に売却利益の50%を得る権利を持つ。

移籍関係者の関心と過去のオファー

ムニョスへの関心は数カ月にわたって続いており、2024年1月にはプレミアリーグのクラブから関心が寄せられた。サウサンプトンは約2500万ユーロ(約3000万米ドル)の口頭オファーを出したが、オスアサナは断った。ヴァスケス氏はマドリードの買い戻し権の存在を確認したが、金額については明かさなかった。「マドリードは3年間の買い戻し権をすでに合意済みだ。我々は今シーズン終わりまでヴィクトルを楽しむ。サッカーは予測不可能なものだ」と述べた。

ムニョスのキャリアは特筆すべきものである。彼はカタロニアで生まれ、3年間バルセロナのアカデミーに所属した後、マドリードのユースチームに移った。最終的にオスアサナへの移籍は物議を醸し、マドリードへのローン契約が過度に優遇されていると批判された。ヴァスケス氏はその批判に言及しつつ、決定を擁護した。「今ではなぜ買い取りしなかったのか問われる。複雑な話だ。マドリードが提示した条件を喜んで受け入れた」と語った。

スペイン代表の2026年ワールドカップ召集

移籍関係者の注目が続く中、ムニョスはスペイン代表の2026年ワールドカップ26人メンバーに選出された。代表監督のルイス・デ・ラ・フエンテ氏は、ムニョスの2024-25シーズンのラ・リーガでの活躍を称賛した。「ヴィクトルはラ・リーガでエネルギッシュにプレーした。彼はゲームにスピードとリズムの変化をもたらす」とデ・ラ・フエンテ氏は語った。「多くの試合で必要とされる強烈なエネルギーを持っている」。

ムニョスは最近の親善試合でスペイン代表デビューを果たし、セルビア戦とエジプト戦でそれぞれ1得点を記録した。その選出は、オスアサナでの好調を反映した功績主義によるものである。デ・ラ・フエンテ氏は「その決定は数カ月前から計画されていた。最終的なリストに影響を与えたのは最後の段階の状況だけだった」と述べた。「我々はリストを既に計画していた。フェルミンの負傷などの最終的な問題が起きたかどうかを見極めるだけだった」。

スペイン代表の2026年ワールドカップメンバーと日程

スペイン代表の2026年ワールドカップメンバーには、エリック・ガルシアやヴィクトル・ムニョスを含む8人のバルセロナ所属選手が含まれる。攻撃陣では、ムニョスの他にラミン・ヤマル、ニコ・ウィリアムズ、エレミ・ピノが名を連ねる。チームは6月15日にアトランタでカーボベルデ戦で開幕し、6月21日にサウジアラビア戦、6月27日にモンテレーでウルグアイ戦を戦う。メンバーには、ユーロ2024で負傷により欠場したミッドフィルダーのガヴィも含まれる。

デ・ラ・フエンテ氏はチームを競争力があり、自信に満ちていると評価し、選出プロセスは「非常に熟考されたもの」だと述べた。彼はグループ内での団結と人間的な強さの重要性を強調した。「重要なのは夢だ」と語った。「スペイン全国でチームを応援する反応を見ている。スペイン代表を率いることへの誇りと名誉を感じている」。

ムニョスの代表選出は、若きスペインの才能の重要性が高まっていることを示している。彼の活躍はファンやコーチ陣から称賛され、今後の移籍もスペインサッカー界の注目ポイントである。オスアサナとの契約は今夏に満了するため、決定的な移籍期間と高リスクのワールドカップ戦線が控えている。